天時星　　知・キリンレンジャー（演：土屋圭輔）

ダイレンジャーを見るようになった最大の動機（笑）が彼。見るまでのイメージは甲斐拓也だったんだけど…。全然イメージ違いましたね。でも、ところどころで見せてくれる優しさは、拓也を思い出させてくれました。この文章からも分かるとおり、私はダイレンジャーをビデオで（しかもビーファイターの後に）見ています。放送時には一度も見ていません（爆）。もし、放送時に見ていたら、きっと知のことを誤解したままだっただろうなあと思います。正直なところ、知のように気取っている男性って、私あまり好きではないんです。でも、演じていたのが土屋圭輔さんだったから、嫌いにならずにすみました。

知のことで一番残念なのは、メインエピソードの少なさですね。明らかに彼がメインだと言える話は4話しかありません。ああ、大五がうらやましい（＾＾）。

その知メインエピソード第一弾が第12話「豆腐で酔ったァ」です。予告編見たときはなんちゅータイトルだと思いましたが、内容もすごかった（＾＾）。特に大五の壊れっぷりが…。まあ、それはいいとして（苦笑）。このとき、知がおいしそうに豆腐を食べていました。私、半分冗談で「もしかして、圭輔さんが豆腐嫌いで、大輔さんとこのときだけ入れ替わっていたとしたら、面白いかも…」なんてこと考えていたんです。それが、まさか半分だけ当たっていたとは…（爆）！本当に圭輔さん、豆腐苦手だったそうですね。びっくりしました。さすがに大輔さんと入れ替わり…ということはなかったようですが（当たり前だ！）。また、豆腐仙人との飲み比べ勝負の際に見せてくれたウインク、もうそれだけで理性が吹っ飛びました（笑）。マチコちゃんがうらやましい！！この回は特に爆笑ものの技などが出てきましたが、それは別のところで…。

知メインエピソード第二弾は、第25話「ぞろぞろ裏戦隊」です。これは恒例となっていた偽者話ですね。それも、演じる圭輔さんの双子のお兄さん、大輔さんが偽知として出演されたため、どの戦隊よりもリアリティのある話となりました。と言っても、大輔さんが偽知として出演されていたのは二人が絡むシーンだけで、後は全部圭輔さんが演じられていたようです。だから見分けられなかったのか（＾＾）。ところで、檻の中に閉じ込められている知と偽知の会話を聞いていて、偽者の方が本物みたいと思ったのは私だけでしょうか？だって…

知「お前は一体何者だ！？」

偽知「ダイレンジャーの知です」

知「ダイレンジャーの知は僕だ！お前は偽者だ！」

偽知「ＮｏＮｏ、偽者はあなたです」（セリフ一部自信なし）

だもん…。まあ、二人で敬語使い合っていたら見てる側は本当混乱しますけどね（＾＾）。この話がきっかけか（？）、この後土屋兄弟はカクレンジャーやビーファイターに双子ということを生かして出演されています。

知メインエピソード第三弾は、第28話「総登場だぎゃ！」です。ここで知は亀夫に出会います（ただし、初対面ではありません）。5年前に家出同然で上京した知が、東京で初めて親切にしてもらったラーメン屋のおばあちゃんのお手伝いをすると言う、知の優しい一面が見られる回です。私が求めていたのはこういう知なんだ！と思いましたね（＾＾）。亀夫が知とペアになる（いい言葉が見つからない…）というのに無理があると言う方もいらっしゃいますが、私はこれでよかったと思っています。だって、亀夫のような純粋な青年があそこまで慕うって、やっぱり知の優しさがそうさせているんだと思うんですよ。ただのカッコつけだったら、亀夫のような青年は慕わないと思います。私の思い込みかもしれませんが…（きっとそうだ）。ちなみに、この回を最後に亀夫の俳優が今川杉作さんから成瀬富久さんに変わります。

知メインエピソード第四弾にして最後のメインエピソード（ＴＴ）は、第31話「また出た新戦士（ニューヒーロー）」です。スーパー気力バズーカを完成させるのに必要な天宝来来の玉を持つ亀夫を助けるために、シャダムにバードゥ（だったかな）の呪いのかかったお面をつけられた知。みんな必死に知を助けようとしますが、死ぬまでとれないお面は、悪戯に知を傷つけるだけ…。このときの知の頭から流れている血がすごく痛々しかったです。怪人を倒すほどの威力を持つスーパー気力バズーカを食らっても、すぐに立ち上がれる知ってすごい（＾＾）。