悪役の皆様

 


重甲ビーファイター

 

シャドー(演:土屋圭輔)

魔導師ジャグールによって作り出された拓也のクローン。圭輔さんは43話からの出演です。シャドーの目的は「拓也を倒し、唯一絶対の存在になること」。そのために拓也に執拗に迫ります。自分の命の限界を知り、拓也との決着を急ぐシャドー。ブルービートとの最終決戦で「勝ったんだ!」と絶叫したのも束の間、細胞の崩壊とともに崩れ落ちます。拓也に「忘れない、永遠に」と言われて、一瞬の戸惑いの後に見せた笑顔、「お前らしいな」とでもいうような笑顔…。それまでの残忍な笑いではなかったその笑顔に、救われたような気がしました。だから、特別編でジャグールにブラックビートが取り込まれたのは納得いきませんでした。(ちなみに邪甲後の声は咲田俊介さんが担当していらっしゃいます)

 

シュヴァルツ(声:千葉 繁)

ジャマール戦闘メカ軍団団長。自分で自分の兄貴を作り出すすごい人です(^^)。登場した戦闘メカは自分以外では全53話中8回(この人は自分で赴くことが多かった)。一度やられたメカを再生して使うというリサイクル(?)の精神を見せてくれました。「メカは死なない!部品さえ取り替えれば永久に生きつづけるのだ!」というセリフは、なんでもすぐに買い換えてしまう我々へのメッセージでしょうか。自分の言葉の正しさを証明するかのごとく、一度やられても首だけになって再びビーファイターを襲いました。今でも首だけで衛星軌道上を回っているのかな?

 

ギガロ(演:高橋利道)

ジャマール合成獣軍団団長。他の次元で迫害されたため、ガオームに魂を売り渡した人です。登場した合成獣は自分を除けば14体。凶悪なものからやたらとかわいいものまでありました。合成獣なのにネコを怖がるガリネーズに対して、特訓をほどこし、弱点を克服すると褒め称えるという、アメとムチ作戦はまさに理想の上司!!自分に改造をほどこして挑んだ最終決戦では、ブルービートのスーパーファイナルブローさえ効かないというパワーをみせつけました。しかし、エネルギーを必要とするガオームによって全てのパワーを吸い取られ、元の姿に戻って死んでしまいました。可哀想なギガロ…。

 

ジェラ(演:伊藤裕子/声:金野恵子)

ジャマール傭兵軍団団長。自分の住んでいた次元をガオームに破壊され、支配される側から支配する側に転じたジェラ。登場した傭兵は11人(合体怪人デスマルトはもともと傭兵なのでここに入れています)。最終作戦の最中、シャドーにガオームの本当の目的を聞くものの、信じようとしなかった彼女ですが、忠誠を誓いつづけたギガロの死を境にジャマールを抜けることを決意します。そしてガオームを倒すため、自らガオーム要塞に飛びこみ、突破口を開くことによってビーファイターに打倒ガオームを託して息絶えました。ジャマール3幹部はシュヴァルツを除いて主であるガオームに倒されるという皮肉な結末となってしまいました。

 

ガオーム(声:渡部 猛)

ジャマールの首領。初めは実体を持っていましたが、一度ビーファイターと直接対決し、敗れています。しかし、それは打倒ビーファイターのための作戦に過ぎなかったのです。その後、ブラックビートを作りだし、ビーファイターを苦しめました。目的のためには、部下でさえ使い捨てる残忍な首領です。


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