第1話 忍者でござる
戦国時代、闇の世界では忍者たちと妖怪たちとの死闘が繰り広げられていた。
そして、妖怪のボス、ヌラリヒョンを封印の扉の中に閉じ込める忍者たち…

時は流れて現代。サスケとサイゾウは些細なことで口論していた。突然、悲鳴が聞こえた。
見ると、男性が何者かに襲われている。持ち前の正義感でその男性を助けに入るサスケとサイゾウ。
男性を助け出した2人は、大金の入ったかばんを託される。「河童稲荷へ届けてくれ、礼ははずむ」と―。
大金を放り出すわけにも行かず、河童稲荷のあるという島までやって来たサスケとサイゾウ。
目の前に不思議な少女が現れ、島の奥のほうへと走って行く。2人は彼女を追う。
探せど探せど、目的の神社は見つからない。ついにサイゾウが音を上げる。そんな彼をなだめるサスケ。
と、子どもたちが現れ、再びサスケたちは子ども追いかける。
その2人の前に忍者が現れ、2人に襲いかかった。サスケたちは驚いて逃げ惑う。
木の上にいた少女が不意にサイゾウの持つかばんを取り上げた。返せと叫ぶサイゾウは、そこにあったプレートを踏んでしまう。
実はそのプレートは封印の扉を解くキーだったのだ。少女が笑いながら正体を明かす。
その少女の正体は、先ほど2人にかばんを託した男性だった。男性は言う。「かばんの中を見てみろ」と。
サイゾウがかばんの中を開けて見ると、入っていたはずの大金はすべてキュウリに変わっていた。
ようやく騙されたことに気づくサスケ・サイゾウ。そこへ雲に乗った謎の男が現れ、サスケとサイゾウを叱り飛ばす。
サスケたちを騙した男は再び正体を明かす。妖怪・カッパが男の正体だった。
封印が解かれ、次々に封じ込められていた妖怪たちが復活する。

突然、サスケとサイゾウは地下鉄の構内へと飛ばされた。様々な妖怪に遭遇し、逃げる2人。
ようやく外に出られた2人の前に巨大な城が現れた。混乱する2人の前に、再び雲に乗っていた男・三太夫が姿を見せる。
「妖怪たちと戦え」そう言って、三太夫は2人を風雲幻城へと飛ばす。
城のふもとに5本の刀が刺さっている。と、城から何者かが飛んできて1人の少女が2人の前に降り立った。
「24代目鶴姫、参上!」
鶴姫と名乗った少女は、初対面のサスケとサイゾウを仕切り、刀を抜くように言う。
言われるままに忍者の子孫にしか抜けないと言う、その刀を3人は一斉に抜き放った。
不意に地震が起こり、風雲幻城から無敵将軍が現れる。そこから、5人の人物が現れた。
鶴姫曰く「私たちの先祖よ」
先祖たちは、自分たちの子孫であるサスケ・鶴姫・サイゾウにドロンチェンジャーを授けて消えた。
そこへ、再びカッパが襲ってくる。3人はドロンチェンジャーを使ってカクレンジャーに変身した。
華麗に戦う鶴姫、そんな彼女を隠れて見つめるサスケとサイゾウ…(^^;)
3人でかかってもカッパを倒せない。そのとき、無敵将軍が火炎将軍剣でカッパを襲う。
逃げ出すカッパのもとにどこからともなく現れたクビ。これは一体…?
 
コメント…
3人しか出てこない第1話。変身しても全然戦えない男性陣には苦笑してしまいました。
これから、2話かけてセイカイとジライヤが登場するわけですが、先が思いやられますね(^^;)
先祖が現れるシーン、教訓を垂れるんですが、笑えるセリフを大真面目に言ってのけるお二人に脱帽です。
後で知ってショックだったこと。この時、鶴姫を演じた広瀬仁美さんが、まだ中学生くらいだったこと!(笑)
この頃から、「年下のヒーロー」って現れていたんですね…(苦笑)

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