第40話 さらば!!3バカ
バイクで走る将児の前に再び神風大将、電話先生、墓石社長の3バカが現れた。
将児に対し、墓石社長が相撲、電話先生がレスリングで勝負を挑むが、返り討ちにあってしまう。
得意がる将児に神風大将は、バイクレースを挑んできた。

喫茶店に集まった仲間たちにその旨を話す将児は、みんなに罠に決まっていると止められる。
3バカの姿を以前の自分と重ねていた将児は、「あいつらなんか放っておこう」と嘘をついて店を出て行った。

レース前の神風大将は、ザイドスにこのレースに勝ったら、追放されたゴーマに戻してやると言われ、さらに幹部の椅子まで約束させる。
やってきた将児に、ルールを説明する神風大将。
それぞれのバイクに爆弾がセットされ、止まったり転倒したり、どちらかが先にゴールしたら爆発すると言う。
また2箇所のチェックポイントでカギを手に入れ、爆弾にセットして行き、ゴールに置いてある最後のキーを手に入れたら勝負ありとなる。

レースが始まった。何が何でも神風大将を勝たせたい3バカの残り2人は色々な妨害を企てる。
将児は墓石社長に妨害され、神風大将に遅れをとるものの、最初のカギを手に入れた。
次に、電話先生が将児を妨害しようとするが、将児がレースに行ったとリンから聞かされた4人が駆けつけてくる。
2つ目のカギを先に手に入れたのも神風大将だった。それを見たザイドスは神風大将に命令する。「勝つな!!」
実はバイクにセットした爆弾はダミーで、本物の爆弾はゴールにあったのだ。
そして、先にゴールした方が爆発に巻きこまれる、という段取りになっていたのだった。
「落ちこぼれは落ちこぼれらしくすればいい」と言われ、落胆する神風大将はバイクのスピードが落ち、将児に抜かれてしまう。

一方、ザイドスの命令を聞いた他のダイレンジャーはザイドスたちと戦う。
あくまで「勝負」にこだわる神風大将は、将児を追い上げ抜き返す。その際、将児のバイクを蹴り転倒させる。
爆発すると思わず目をつぶる将児だが、爆発は起きない。リンからの通信で、本物の爆弾がゴールにあることを知る。
ゴールすることを止める墓石社長と電話先生もろともゴールに突っ込んだ神風大将は、爆発に巻き込まれた。
それを見たザイドスは巨大化爆弾を使って巨大化した。
ダイレンジャーは、かけつけてきたキバレンジャー、ダイムゲンと共に重甲機伝大圧殺をかける。
ペラペラになりながらも、ザイドスは逃げ出した。

神風大将の勝利を認めて数日後(?)、将児のもとに荷物が届く。また、合わせたかのように電話が鳴り響く。
電話の主は神風大将だった。「地獄でも落ちこぼれてしまった」と笑う3人。
将児に届いた荷物は3人からの友情と書かれた旗だった―
 
コメント…
3バカシリーズ(と言っても3つだけど^^;)最終話です。これまでのサッカー、野球に比べるとかなり正々堂々とした勝負だったのではないでしょうか。爆弾がゴールにあったというのを除けば…(^^;)
爆弾の存在はもろともせず、あくまで「勝つこと」にこだわった神風大将はカッコ良かったです。
それにしても、爆弾が好きな3人ですね(^^;)
サッカーでも野球でも爆弾を利用していますから…

 

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