第12話 豆腐で酔ったァ
少女・マチコの家は手作りの豆腐屋さん。いつも父親が自転車で豆腐を売り歩いている。
その日もいつものように豆腐を売っていたのだが、なぜか売れない。
店に戻って売れ残った豆腐を片付けていると、突然石を投げ込まれ、ガラスが割れ散った。
石を投げ込んだのは近所に住む主婦たち。彼女らは口々に言う。「豆腐を食べるとひどい目に合う」と。

マチコは豆腐の出前に知が勤める美容院へと出かけた。豆腐が大好物の知は、毎食食べても飽きないという。
その知にマチコは家を助けてほしいと頼む。
そこへ現れた酔っ払いの集団。その中にマチコの父親もいた。集団の中心にいたのは大道芸人風の男だった。
その大道芸人風の男を追いかける知。彼のにらみ通り、その人物はゴーマ怪人・豆腐仙人だった。
豆腐仙人も知と同じ酔拳を使う。知はキリンレンジャーに転身、豆腐仙人と戦うが、逃げられてしまった。
マチコの父を家まで送り届けた知は、父親から新顔の豆腐屋を見つけたらいつのまにか酔っ払っていたという話を聞く。
マチコはそれを聞き、営業妨害だ、こらしめてやると家を飛び出して行く。
マチコを追いかけた知は再び豆腐仙人と対峙する。そこへ、大五と将児も駆けつけてきた。
豆腐仙人は酒を使った攻撃で大五と将児を襲う。その酒ですっかり酔っ払ってしまった2人。

知は大五と将児を本部へ連れ帰る。2人を見た道士は叱咤するが、出来あがっている2人には通じない。
そこへ、亮とリンが入ってくる。ゴーマの怪人にやられたのか、と訊ねる亮に対し知は「同じ酔拳の使い手としては奴を許せない。僕が必ず倒す」と言いきって本部を出て行く。
知は資材置き場(?)で豆腐仙人を発見。豆腐仙人は飲み比べで勝負しようと言い出す。
豆腐仙人は知が拒絶できないよう、マチコを人質に取っていた。
シャダムにまで挑発された知は、豆腐仙人の提案を受け入れる。

まず、豆腐仙人がゴーマ老酒(アルコール度90度)を一気に飲み干し、酔っ払ってしまう。
そんな豆腐仙人を知は嘲笑し、酒を甕ごと持ってこさせる。そして注がれた酒を飲み干す…
すっかり酔っ払ってしまった知はその場に寝転んでしまう。豆腐仙人はそんな知へ包丁を振り下ろす!
そのとき、知は目を見開き、包丁を白刃どりの要領でつかむ。
何が起こったのか分からない豆腐仙人は、コットポトロに攻撃を命じる。
すると、前の方にいたコットポトロ2人が他のコットポトロと戦い始めた。そして、コットポトロの服を脱ぎ捨てた2人は、大五と将児だった。
実は、亮たちによってすっかり酔いを覚まさせられた2人がコットポトロに変装して、甕の中の酒を水と摩り替えていたのだった。
怒り狂う豆腐仙人は、マチコを殺すよう命じる。だが、そのマチコもリュウレンジャーたちによって救出されてしまった。
知たちは転身し、豆腐仙人と戦う。キリンレンジャー特製の気力酒を飲まされた豆腐仙人はフラフラになってしまい、「急性二日酔い頭痛拳」を受けてしまう。
豆腐仙人は、巨大化爆弾で巨大化するが、大連王によって倒されてしまう。

マチコの家の豆腐も、前のように売れるようになり、全ては解決したのだった。
 
コメント…
知メイン第1弾です(^^)とにかく爆笑技のオンパレード。
まず、豆腐仙人側。「冷奴水平切り」に「湯豆腐さいの目切り」。映像付きで説明してくれています(笑)
次にキリンレンジャー側。上にも書いたんですが、「キリン瓢箪」に入った「特製気力酒」に、酔っ払ったところを襲う「急性二日酔い頭痛拳」。
「急性二日酔い頭痛拳」に関しては、大真面目なナレーションまで入っています(^^)爆笑しただろうなあ、ナレーションの宮田さん…
酔っ払った大五と将児の姿も本当に楽しいです。特に大五のイメージがガラガラと崩れてしまいました(笑)

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