メギド王子
〜Prince Megido〜
演:林 健樹

1982年冬 箱根湧谷

画像は林さんから頂きました。ありがとうございます!画像はクリックすると大きくなります。
ジャシンカ帝国帝王アトンの息子で元は5本尻尾の王子。
第1話でダイナレッドに尻尾を1本切り落とされ、激しくレッドを憎む。
しかし、切られた尻尾を元に戻してくれるようには頼まず、自らダイナマンを倒すことによって再び尻尾を得ようとする様は、非常に好感が持てる。
実際、父のアトンからも「天晴れ」と褒められている。
(子どもの頃のこの人への印象はかなり強かったようで、ビデオを借りてきたとき、この人を見て「ああ、この人覚えてる!」とすぐに思い出すことがでた。ダイナマンの方は全然だったのに…)

8話で従姉妹にあたるキメラ王女が登場。
「あなたと同じ4本尻尾」と言われるが、元々彼は5本尻尾。
自力で尻尾を取り戻すと宣言した以上、文句も言えず耐えるしかなかったのは、ちょっと気の毒。

キメラと違い、人間に変装して地上へ潜入することはほとんどない。
ピエロの扮装をして人間界の情報収集をしたことはあるが、本人は人形のつもりだったと思うので、カウントするのは止めておこう。

ゼノビアの復活後、7本尻尾同士の権力闘争にワクワクしていた様子も見られるが、使われるのは自分。
毒ガス開発者・中村太郎博士の拉致する計画は、ダイナマンの鉄壁の警護の前に悉く失敗。
ついに父・アトンの逆鱗に触れ、ゼノビアによって残っていた4本の尻尾をすべて切断されてしまう。
その後千年洞窟へと幽閉されてしまった。

41話で千年洞窟から脱出。
その後、別の人物として暗躍する。

50話で再びその姿を見せたメギド。
「尻尾の数が全てではない」と悟り、有尾人一族やダイナマンに向けて演説する。
父・アトンの死によって、ジャシンカの帝王となったメギドは、これまでの復讐にと、ダイナマンを千年洞窟へと叩き落とす。
ダイジュピターを強奪しようとするが、夢野博士の思いがけない抵抗にあい、なかなか奪取できない。
そうしているうちに、ダイナマンに千年洞窟を脱出され、万事休す。グランギズモの墜落、キメラの名を呼びながら散っていった…。


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