カー将軍
〜General Car〜
演:石橋雅史

7本尻尾の軍神で偉大な科学者。
聞いたときには聞き流していたが、あらためてこうして書いてみるとすごい。

プログレッサーで進化獣を作り出す。

メギドやキメラに対しては敬意を払いつつ叱咤激励するという人格者。

身分的には帝王アトンの息子メギドや、姪キメラよりは下になるはずだが、、階級的にはメギドたちより上。
そのため、メギドやキメラからは敬意を払われている。
見ていて気づいたのが、メギドやキメラは「進化獣を作っていただいた(もらった)」と言っているということ。
「作らせた」ではないところに、彼に対する最大級の敬意を感じさせる。

ご自慢の進化獣がことごとくダイナマンに敗れ、ダイナマン各人の技を研究し尽くした(はずの)トゲアリシンカまで倒されてしまう。
そして、ついに最強の進化獣・マンモスシンカまで…。
それからしばらくの間、ジャシンカの地上侵攻は小休止するが、この間、カー将軍はダイナマンの必殺技・スーパーダイナマイトに打ち勝つメカシンカを開発していた。
そのメカシンカに対する絶対の自信から、カー将軍自らダイナマンとの決戦に赴く。

ダイナマンが、打倒メカシンカのための必殺技・ニュースーパーダイナマイトを編み出したのと前後して、千年洞窟へと投獄されていた女将軍ゼノビアが復活。
彼女も7本尻尾であるため、階級はカー将軍と同等。
しかし、彼女の悪行を許すことの出来ないカー将軍は、彼にしては珍しく、ゼノビアを貶めるようなことを帝王アトンに対して進言。
しばらくは、アトンの命令もあり、ゼノビアとの共同戦線を張ることになるが、有尾人一族の支配者を目指すゼノビアの策略にはまり、アトンからも見捨てられてしまう。

全ては帝王アトン様のために…。
この一心でレトロ遺伝子の開発者・遠山博士=夢野博士を捕えたカー将軍。
その夢野博士をダークナイトとゼノビアによって奪われ、そのときに操られたのがコンピュータードラゴンであったために、謀反の疑いをかけられてしまう。
帝国の中で、本当のことを知っているのはゼノビアとカー将軍のみ。
コンピュータードラゴンが夢野博士を隠そうとしている映像まで見せられて、ますます立場が悪くなっていく。
そして、カー将軍は一人、ダイナマンとの決戦に赴く。
さすがは軍神。ダイナマンの個人攻撃をことごとく跳ね返す。
ニュースーパーダイナマイトも、その威力を軽視してしまったのか、バリアだけで防ごうとするが、
メカシンカとの対戦に備えて編み出されたニュースーパーダイナマイトの威力はすさまじく、バリアごとカー将軍を吹き飛ばす。
バリアである程度の威力は減っていたのか、ボロボロの体を引きずりながらも、カー将軍はコンピュータードラゴンの巨大化に成功するが、これで力尽きてしまい絶命―。

ジャシンカ帝国にとって、なくてはならない人を失った瞬間だった。
キメラの目に光る涙が印象的だった。

人物紹介に戻る

inserted by FC2 system