第21話 怒りの北斗必殺剣

監督/服部和史  脚本/曽田博久  放映日/1983年6月25日

港に1隻の船が入港した。「パパ!」と走って出迎える幼い女の子。その女の子に向かって、船から下りてきた父親が大きくてを振る。
突然、父親に進化獣・ワニシンカが襲い掛かってきた。偶然来合わせた南郷が救出に入る。尻尾兵から父親を切り離したが、ワニシンカに腕をかまれてしまう。「一度噛み付いたら二度と離さない」という言葉どおり、南郷に噛み付いたまま、彼を引きずり回す。
そこへ、弾が駆けつけ南郷を救出し、ワニシンカと対峙する。
父親が連れ去られようとしているのを見た南郷は、怪我を押してイエローに変身して尻尾兵と戦うが、噛まれた腕が思うようにならず苦戦する。
また、レッドもワニシンカを相手に苦戦を強いられる。
そんな2人を他のメンバーが救出に入った。だが、5人揃ったダイナマンの前に、メギド王子が現れ、ワニシンカの身体にスパーク爆弾が仕掛けられており、これ以上攻撃すると、大勢の人間が死ぬことになると脅す。
そして、そのまま父親を連れ去ってしまった。

連れ去られたのは地質学者の谷本博士。奥さんの話によれば、南の島で地質研究をしており、1年ぶりの再会だったという。

ワニシンカは、谷本博士の昔の助手たちばかりを次々と誘拐していた。
誘拐の現場に駆けつけたレッドを除く4人が変身しようとすると、ワニシンカは爆弾を盾に変身を制止する。
手を出せないダイナマンを嘲笑い、男性陣3人を弾き飛ばしたワニシンカは、レイの足に噛み付こうとするが、その寸前で弾の投げた棒が口に刺さる。
再び5人揃ったダイナマンだが、ワニベルトに惑わされているうちに逃げられてしまった。

ジャシンカ帝国の今回の作戦は「東京底なし沼作戦」。谷本博士が開発した地質変換システムに改良を加えて、東京の地盤を底なし沼に変えてしまうのだ。

どうすればワニシンカを倒せるのか―。考え込むダイナマンだが、弾が「スパーク爆弾を分析するしかない」と言う。分析を弾に任せ、他の4人は残る谷本博士の昔の助手たちの警護に向かった。だが、一足遅く、全ての助手たちが連れ去られてしまった。

分析のための装置を完成させた弾に届けられた報告は、全ての助手が連れ去られたというものだった。
だが、もう1人の助手が残っていることに気づく。それは、谷本博士の奥さん。急いで、奥さんの警護に向かう。

予想通り、奥さんの前にワニシンカが現れた。弾はワニシンカを奥さんから引き離して戦う。
そして、ワザとやられるフリをしながら胸元に隠した例の装置でワニシンカの胸部を撮影し、ワニシンカ自身にも発信機を取り付けた。
弾を振り払ったワニシンカは奥さんを連れ去った。
マユミちゃんは父親に続いて母親までも目の前で連れ去られてしまった…。

ダイナステーションのモニターで、ワニシンカの胸部の写真を見ると、確かにスパーク爆弾を持っている。
スパーク爆弾の上はふたになっており、ふたをとればスパーク爆弾が取り外せることも分かった。

地獄谷の洞窟で地質変換システムの改良が続けられていた。妻が連れてこられたことを知った谷本博士が、彼女だけは帰して欲しいと懇願する。だが、ワニシンカは聞き入れない。
「ワニシンカ、出て来い!」
弾の声にワニシンカは、外へ飛び出していく。
そこには木刀を二刀流に構えた弾がいた。弾はワニシンカに勝負を挑む。
1本の木刀はワニシンカの鋭い牙に折られてしまったが、残った木刀でワニシンカの胸部のふたをこじあけ、スパーク爆弾を取り外すことに成功した。ワニシンカもすかさず反撃。爆弾は弾の手を離れて宙に舞った。

爆発音を聞いた他の4人が駆けつけると、倒れている弾の姿が…。
口々に弾の名前を叫びながら駆け寄る4人。
その声に気を失っていた弾は立ち上がり、笑顔でスパーク爆弾を解除したことを告げる。
爆弾がなくなれば、思う存分戦える!5人はダイナマンへと変身した。

次々と尻尾兵を倒していく5人。ブルーとピンクを博士たちの救出に向かわせても、戦力が落ちることはない。
ブルーとピンクは、研究所に残っていた尻尾兵を倒し、博士たちを逃がし、ブルーのロッドで地質変換システムを爆破してしまう。
アジトもろともシステムを破壊されたワニシンカの捨て身の攻撃を受けるが、レッドの剣とスーパーダイナマイト、ダイナロボで倒すことが出来た。

 
コメント…

「ワニシンカ、ウソつかない」…どっかで聞いたフレーズ(笑)に、
「いい足してる、おいしそーだあ」という、脂ぎったおじさんに言われるとぞっとしそうなセリフ。
「ワニシンカ」としてのセリフだから、まだ愛嬌があるんですけどね。
ワニシンカの強烈なキャラクターが印象的なエピソードでした♪
inserted by FC2 system