第20話 追え!天草の太陽
監督/東條昭平  脚本/曽田博久  放映日/1983年6月18日

太陽砲の設計図を収めたマイクロフィルムの切れ端が天草で見つかった。ダイナマンはそのマイクロフィルムを確認するため、天草へ飛んだ。
一方、ジャシンカもマイクロフィルムを手に入れるため天草にやって来ていた。

天草五橋を渡ったところへジャシンカが出現。ダイナマン達は尻尾兵に襲われていた女の子を救助する。
その女の子は太陽砲を設計した中島博士の娘・友子で、父親が本当に太陽砲のような危険なものを開発したのかを確かめるために天草に来ていたのだった。

ダイナマン達は友子を連れ、博士が宿泊していた天草国際ホテルへと向かう。
そして、博士が海底水族館にいたという情報をもとに、海底水族館の調査を開始する。だが、マイクロフィルムを見つけた矢先、キメラに先取りされてしまう。追いかけるダイナマン。

星川と島がキメラを追って行くと、キメラはロープウェーで逃げて行くところだった。
星川はロープをロープウェーに縛り付けてキメラの追跡を行う。
ロープウェー上で決死の大バトルが繰り広げられる。メギドが下の海をモーターボートでやって来て、キメラにマイクロフィルムを投げさせる。
今度は島がダイナブルーに変身、サーフジェットでメギドを追いかける。

ロープウェーも対岸に着き、メギドとブルーも上陸したところ、そのマイクロフィルムは実はマイクロフィルムではなかったことが判明。メギドとキメラは一旦退却する。

マイクロフィルムの捜査を続けるダイナマン達は、博士が下浦海岸に行ったらしいという情報を得、弾と友子、星川と南郷、島とレイの3組に分かれれて捜査を開始した。
そしてついに、弾と友子は手がかりとなる博士のライターを発見する。そこへ、ジャシンカが襲いかかってきた。弾は友子を逃がして戦う。そのころ、他の4人もメギドやキメラに襲われていた。
合流した5人はイカシンカを倒す。

友子が、ライターの近くに落ちていたと、マイクロフィルムの燃え粕を持ってきた。
実は、マイクロフィルムは博士自身の手によって焼却処分されていたのだった。
おそらく、美しい夕焼けを見た博士が、美しい太陽を武器にすることに抵抗を感じたためであろう。

 
コメント…
少し書き換えてみたのですが、あまり変わってないですね(^^;)
この話の3週間前には阿蘇にいたダイナマンのみなさん。ご苦労様です。熊本空港からバスに乗り込むシーンが阿蘇編と同じだったのはちょっと残念。

熊本空港から天草に向かっていてなんで五号橋を先に渡って二号橋が後で出てくるのか、なんて疑問もわきましたが(^^)、全体的にはすごくいい話です。

特に、ロープウェー上での星川さんのアクション!地上66メートルのロープウェーであれだけのアクションは本当にすごい!私も小学生の頃このロープウェーに乗ったらしいのですが、まったく記憶にありません(T_T)。

この話はこのロープウェーアクションではなく、レイちゃんとキメラ王女の水着でのバトルが有名です(^^)。私は彼女達の水着よりも、レイちゃんがスカートを切られた際に島さんが発した「ああっ、見てはいけない!」が好きです(^^)。

熊本=阿蘇となりがちな中、阿蘇だけでなく、天草までロケに行ってくれたダイナマンに感謝!です(^^)。天草といえば、幼い私達にしてみれば最遠の旅行先にして海水浴場。今では道路が整備されたこともあって、ドライブ先になっていますが(^^)。

天草国際ホテル、思いっきりリニューアルしてオープンしたようです。ロープウェーがどうなったのかは分からないのですが…
天草五橋の概観は、こちらのHP を参照してみてください(よかとこBY・写真で見る九州の橋

ロープウェーはこちらに写真を掲載しています。

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