第19話 導火線は赤い毒花

監督/山田 稔  脚本/松本 功  放映日/1983年6月11日

南郷は、自分の畑にサツマイモの様子を見に行こうとしていた。そこへアイコちゃんたちがやってくる。南郷は「1年中美味しいヤキイモが食べられるようにサツマイモの品種改良に成功した」と自慢する。
そして、子どもたちに収穫を手伝わないかと声をかけるが、子ども達は「ヤキイモ嫌い!」と拒否。そんな子どもたちに、南郷はいささかオーバー気味に日本の農業の将来を憂え、畑へと向かった。

畑へやって来た南郷は、先に来ていたアキラくんにサツマイモを分けてやった。アキラくんが家に持って帰るのを嬉しそうに見送り、再び収穫に精を出す。
すると、サツマイモが何かに引っ張られているような感触を受けた。それでも無理やり引っこ抜くと、出てきたのはサツマイモを食べているヤマアラシシンカだった。
サツマイモはヤマアラシシンカのエネルギー源だと言う。自分が育てたサツマイモを食べられた南郷が、ヤマアラシシンカに飛び掛るが弾き飛ばされ、その間にヤマアラシシンカは自分で芋を掘りながらサツマイモを食べまくる。
全ての芋を食べ尽くされた南郷は、イエローに変身してヤマアラシシンカと対戦する。ヤマアラシシンカは、イエローにダイナマイトを示し、「高層ビルの1つや2つ、簡単に吹き飛ばす」とけん制し、その場を退散した。

ヤマアラシシンカの言葉を証明するかのように、川崎のコンビナートが次々に爆破された。南郷は、ヤマアラシシンカの言葉を思い出し、次に狙われるのが高層ビル街であることを推測する。
5人は高層ビル街の警戒を強化した。

工事現場をカモフラージュに、地下ではヤマアラシシンカがダイナマイトを設置していた。地上に出たヤマアラシシンカをじっと見つめていたのは、オートバイに乗った弾だった。慌てて地下に潜り、別の穴から出てきたヤマアラシシンカだったが、弾に待ち伏せされていた。
ヤマアラシシンカと弾の戦いに、他のメンバーも駆けつける。襲い掛かる尻尾兵に、変身せずに立ち向かう5人。

ジャシンカが退散したあと、5人は付近一帯に仕掛けられたダイナマイトを全て解除した。

全てのダイナマイトを解除されたことをキメラ王女は、帝王アトンに謝罪する。そして、この失敗を取り戻すために考え出した作戦があった…。

自分の畑のトマトに水をやっているアキラくんに、人間に変装したキメラが声をかけた。サツマイモ畑を食い荒らす動物が出ている。ここもきっと危ないから、南郷さんに知らせなさい、と。その話を真に受けたアキラくんは発明センターへと駆け出した。

その頃、南郷たちは高層ビル街の警戒に当たっていた。夢野博士から畑が荒らされているらしいという連絡を受けた南郷は、急いで畑へと向かった。
畑へ着くと、尻尾兵に連れ去られるアキラくんが目に入った。急いで追いかける南郷。

ヤマアラシシンカに追いつき、アキラくんを救出したと思ったのも束の間、キメラが南郷の前に現れた。気がつくと、南郷とアキラくんの周りには、真っ赤な花が並んでいた。そこは、キメラが作ったダイナマイト地獄だったのだ。
キメラが爆破スイッチを入れると、南郷の周りで爆発が起こった。とっさに南郷はアキラくんを庇う。

その頃、新宿ではヤマアラシシンカがまたダイナマイトを仕掛けていた。
弾たち4人が駆けつけ、変身して戦うが、イエローがいないためスーパーダイナマイトが使えず、苦戦する。
そこへ現れたキメラが、「イエローは私が片付けた」と言い、勝利を確信する。
だが、黄色の爆煙が上がり、導火線となっていた赤い花を持った南郷が駆けつけてきた。そして、キメラとヤマアラシシンカに「こんな花に騙されないぞ!」と花を投げつけ、イエローに変身。

尻尾兵やヤマアラシシンカと個人武器で対峙する5人。イエローはイエローボンバーなどで尻尾兵をなぎ倒していく。ヤマアラシシンカのボール攻撃にも、イエローのビッグボールで応戦。地下に潜ったヤマアラシシンカには、イエローの雷光落としが炸裂。
電光ボールなどで応戦し、スーパーダイナマイト、ダイナロボでヤマアラシシンカを倒した。

南郷の畑で収穫したサツマイモを使って、ヤキイモパーティーが開かれた。「ヤキイモ嫌い」と言っていた子ども達にも「美味しい」と好評だ。子どもたちに「今度手伝うよ」と言われ、喜びを隠せない南郷だった。

 
コメント…

サツマイモは食べられるわ、爆弾地獄に巻き込まれるわ、と南郷さん受難の回です。
それにしても、爆弾地獄のシーン、凄い迫力ですね。
一体何回爆発したんだろう…。数えるのも大変です(笑)

ここ数回は、ドラマ部分に重点が置かれているようで、変身後のシーンが少ないですね。
個人的には、変身せずに戦っているシーンが好きなので、こういう作りは大歓迎です(^^)

 
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