第18話 東京を襲う大津波 |
監督/山田 稔 脚本/鷺山京子 放映日/1983年6月4日 |
その日、島はサーフィンを楽しんでいた。ところが、突然不自然な大波に襲われてしまう。 虚を付かれた島は、海の中へ放り出されてしまうが、なんとか海岸までたどり着いた。 そこで彼が目にしたものは無残な魚の死骸だった。 人の声がして、島がその方向へ行くと肩を落とす漁師たちと、その漁師に「祭をしよう」と主張する少年がいた。 大人たちは「今は祭どころじゃない」と一蹴するが、少年は「こんなときだからこそ祭をするんだ」と聞かない。 何があったのか問う島に、漁師の1人が津波のせいで魚が全滅すると答える。 祭をして竜神様にお願いしようと主張するが、聞き入れてもらえず少年・太郎はその場を走り去った。 その彼を追った島は「君は海が好きなんだね。俺もだよ」と沖の方を眺めやった。 夢野博士の分析により、津波が何者かに意図的に発生させられたものであるということが分かった。 ダイナマンたちはジャシンカの企みであることを察し、パトロールに向かう。 漁には出ていないはずの海岸で、荷物をトラックに積み込んでいる人を島が目撃した。 怪しいとにらんだ島がその人物を驚かせると、たちまち尻尾を見せてしまう。 島はトラックのコンテナに飛び乗り、通信でジャシンカのトラックを追跡していることを伝えた。 そこへ、メギドと進化獣エイシンカがやって来て島に襲いかかる。 必死に応戦する島だが、ついにトラックから突き落とされてしまった。 絶体絶命に追いこまれたとき、残りのメンバーが助けに入る。 作戦遂行を考えるメギドとエイシンカは一時撤退した。 太郎が竜神様を祭ってある洞窟にやって来て、バチさばきを見てくれと岩を太鼓に見たててたたき始める。 そこへ、洞窟を秘密基地にしていたジャシンカの一行が戻って来る。 見つけられてしまった太郎は捕まり、人質にされてしまった。 パトロールで洞窟にやって来た島は、太郎のバチが落ちているのを見つけ、洞窟へ入っていく。 突然、地響きのようなものが起き、洞窟が崩れ島は巻き込まれてしまった― 別の場所をパトロールしていた他のメンバーは島からの連絡が途絶えたことを不審に思っていた。 島が連絡を絶った竜神様の洞窟へと向かい、洞窟が崩れているのを目撃する。 島の安否を気遣う4人の前に再びエイシンカが現れた。 エイシンカがダイナマンの前に現れる直前、エイシンカはダイナブルーによって作戦を台無しにされていた。 そこで、ダイナブルーと太郎を地下に閉じ込め、秘密基地もろとも爆発させてしまう作戦に出ていた。 海に水柱が吹き上げ、基地が爆破させられたことを示す。 勝ち誇るエイシンカだが、サーフジェットに乗ったブルーと太郎が海から脱出してきた。 5人揃ったダイナマンはエイシンカを倒した。 津波の原因を断ったことで、祭を行うことが出来た。一緒に参加したダイナマンも楽しいひとときを過ごしていた― |
コメント… |
この回はアクションがすごくて興奮しました。 とにかく、前半のトラック上での島さんVSエイシンカ・メギドは圧巻!^^ 何度もトラックから突き飛ばされそうになるんですが、済んでのところで巻き返す、この繰り返し。 結局、力ではねじ伏せることが出来ず、メギドが目を光らせてひるんだところを突き飛ばすという有り様(おいおい…^^;) 海が絡んでくると、他の4人本当に見せ場が無くなりますね。私としては結構嬉しいけど(^^) |