第16話 阿蘇山大爆発作戦 |
監督/東條昭平 脚本/曽田博久 放映日/1983年5月21日 |
阿蘇の火山にメギド王子と進化獣・シソチョウシンカ、尻尾兵がやってきていた。火山エネルギーを体内に蓄積しようと、マグマに向かってシソチョウシンカが飛び込む。 阿蘇での異変を察知したダイナマンは、東亜国内航空で熊本へと向かった。 空港玄関で待っていた九州産交のバスに乗り込み、5人は一路阿蘇へ。 噴煙をあげる阿蘇山が見えてきた頃、ジャシンカがバスの行く手をさえぎる。バスを先に通そうと、ダイナマンは尻尾兵と応戦する。 そこへ、シソチョウシンカが現れる。5人はダイナマンに変身、尻尾兵やシソチョウシンカと戦う。 次第に形勢が不利になってきたシソチョウシンカは、「火の鳥」となってダイナマンに体当たりする。 その様子を見たレッドは、「噴火口に飛び込む謎の鳥」がシソチョウシンカであることに気づく。 そこへメギドがやって来て、「マグマエネルギーを無駄遣いするな」と叱責。シソチョウシンカを伴って消える。 白雲山荘に入ったダイナマンは、シソチョウシンカについて語り合う。 マグマエネルギーをチャージしないといけないことが分かっただけでも収穫だ…。 そのとき、弾のブレスレッドにダイナステーションの夢野博士から通信が入った。 あと1時間で阿蘇のマグマエネルギーがピークに達する。その前にシソチョウシンカを倒さなければならない…。 あと1時間でどうやってアジトを探す? 弾は、物陰からずっと自分達を見張っていた黒尽くめの男に気づいた。 気づかれたことを察した男は、踵を返して逃げ出した。その男を追いかけう5人。 5人は、くま牧場までやって来た。手分けして男の行方を探していると、レイが熊の異変に気づいた。 「くまは敏感な動物…。ひょっとしたら、この近くにアジトが…!」 レイの言葉を受け、再び5人は走り出した。 阿蘇を駆け抜ける5人の前に、再び尻尾兵が襲ってきた。星川が一歩前に出る。 「ここは拙者に任せろ!」 星川はダイナブラックへ変身、残りの4人をアジトの方へ向かわせる。 アジトへ向かって走る4人の前にも尻尾兵が…。今度は島がダイナブルーに変身、3人を先へと進ませる。 再び3人の前に現れた尻尾兵。南郷がダイナイエローに変身、2人を走らせる。 2人になった弾とレイの前にも尻尾兵が…。レイがダイナピンクに変身、弾を山頂の方へ向かわせる。 山頂付近までやって来た弾は、待避所の周りにたくさんの尻尾兵がいるのを目撃。「やはりここがアジトだったか…!」 アジトでは、メギドとシソチョウシンカが高笑いを隠せないでいた。あと30分で、マグマの温度がピークに達する…。そのときこそ阿蘇の最期なのだ。 そこへ、ダイナレッドが飛び込んでくる。そして、ダイナロッドでシソチョウシンカがマグマエネルギーをチャージするのに必要な装置を破壊した。 慌てて逃げ出すメギドとシソチョウシンカ。あと30分でマグマエネルギーをチャージし尽くさなければならないのだ。 逃げるメギドとシソチョウシンカをダイナマンが馬に乗って追いかける。ついに、メギドたちに追いついた。 阿蘇の雄大な景色の中、名乗りをあげる5人。そして、尻尾兵、シソチョウシンカと対戦する。 シソチョウシンカの火の鳥攻撃に苦戦するダイナマンだが、ブルーの水竜巻で形勢逆転。レッドのドリームギャラクシーも炸裂する。 スーパーダイナマイトとダイナロボでシソチョウシンカを葬り去る。 阿蘇の自然の中を馬で疾走する5人。そんな5人を遠く眺めやるキメラの姿が…。また何か企んでいるのだろうか…。 |
コメント… |
え〜阿蘇編第一弾です。 あの辺の地理を知っている身としては、ものすごい距離の移動に苦笑してしまいます。 白雲山荘、くま牧場、山頂。白雲山荘がどの辺にあるのかがちょっと分からないのですが、阿蘇までの道中の看板等を参考にする限り、山頂までは最低でも15キロはあるはず。 くま牧場。現在はカドリードミニオンと名前を変えていますが、ここから山頂までは、車で40分程。だから…こちらも20キロほどはあるはず。 白雲山荘とくま牧場の位置関係はちょっと分かりませんが…。 これだけの距離を駆け抜けるダイナマンの皆さん、お疲れ様でした(笑) で、ちょっとしたツッコミを…(笑) 弾さんが、煙を上げる山を見て「あ、あれが阿蘇だ!」と言うシーンがあるんですが…。 あなた方が走っているところも阿蘇です(笑)あなた方がジャシンカとバトルを繰り広げた辺り一帯も阿蘇です(笑) |