第9話 決死の爆弾レース
監督/山田 稔  脚本/曽田博久  放映日/1983年4月2日

オートバイの整備をしている弾のところにやってくる子ども達。
「モトクロスレースに出場して欲しい」と頼む子ども達に、ちょっと困惑気味の弾。
エミたちがクラスメートに弾が優勝すると自慢してしまったらしい。
他のメンバーからもはやし立てられ、弾はレースに出場することを約束する。

弾がモトクロスレースに出場するという情報をつかんだメギドは、アトンにダイジュピター強奪作戦を説明、作戦遂行の許可をもらう。

レースが始まった。瞬く間に弾はトップに踊り出、2位以下を1周以上も引き離した。
ところが、尻尾兵が道標に細工をし、弾は1人だけコースを外されてしまう。
そこへ現れた進化獣・サソリシンカによって弾はオートバイに時速20キロ以下になると爆発するという爆弾を取りつけられ、手もハンドルに縛り付けられてしまった。

弾のトップの写真を撮ろうと待ち構えていた星川は、弾が遅れたことに気づき、近づいて問いただす。
弾は星川に爆弾のことを告げて走り去る。星川は他の3人に連絡をとった。
島が持っている双眼鏡で、弾が手を縛られていることを確認した4人の前にサソリシンカとメギドが現れた。
メギドは弾を助けたければダイジュピターを寄越すようにと言う。
拒絶する4人に尻尾兵が襲いかかる。星川は尻尾兵を後の3人に任せ、1人弾のところへと向かった。

爆弾の上に飛び乗り、弾に自分が爆弾をはずすからそのまま走りつづけろと言い、解体作業を始める。
だが、メギドに妨害され、さらにリモコンで爆破させることも出来るのだと、脅される。
3時までにダイジュピターを持ってくるようにとの最後通告をすると、メギドはその場を去った。

次に星川が取ったのは、弾のバイクと並走しながら爆弾を解除するという方法だった。
島にバギーを運転させ、バイクに近づけろと指示しながら爆弾を解除しようとスパナなどを取り出す。
だが、道なき道を走っているため、なかなかうまく行かない。そのうえ、水溜りにバギーごと突っ込んでしまった。
再びバギーでバイクに近づくと、今度は星川がバイクに飛びついた。
島はそのままバギーでバイクの方へ近づけないよう尻尾兵たちを寄せ付けた。

南郷とレイからの連絡で、まだ爆弾が処理されていないことを知った夢野博士はダイジュピターを発進させた。
ダイジュピターがやって来たことを知ったメギドは勇んで着陸点までやって来る。
「ダイジュピターは渡さない」と言う南郷たちに勝ち誇って見せるメギド。
追い討ちをかけるように山の向こうで爆発が起こった。ついに爆弾が爆発したのだ。
「レッドが死んだ!」と嬉々とするメギドの前に、ダイナレッド、ブラック、ブルーが現れた。

ダイナマンはサソリシンカを倒し、レッドはレースへ復帰し、見事優勝した。

 
コメント…

なんとかして爆弾を解除しようとする星川さんがかっこいいです。島さんにバギーを運転させてスパナと電気ドリルで爆弾を取り外そうとするんですが、道が道だけにうまく行きません。
オマケに、水溜りに突っ込んで溺れかけてるし…(^^;)星川さん、ひょっとしてカナヅチですか?(爆)
全体的な話はシリアスなはずなのに、星川さんのちょっとした言動でとてもコミカルになってます(笑)
それにしても、弾さん優勝しちゃうなんてすごすぎるぞ!まあ、最後は接戦でしたけどね。
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