第7話 東京火の海作戦 |
監督/服部和史 脚本/鷺山京子 放映日/1983年3月19日 |
弾は、近所の子ども、ケンタを伴ってオートバイの訓練に励んでいた。弾の好記録にケンタにも笑顔が絶えない。 その頃、グランギズモではカー将軍が進化獣・カイメンシンカを誕生させていた。 弾は、ケンタを後ろに乗せて、ケンタの家であるガソリンスタンドへと戻ってきた。ケンタは、父親に弾のオートバイにガソリンを入れるよう頼む。 そして、父親に「弾さんみたいなバイクが欲しい」から、お小遣いの値上げを、と頼む。 それを受けた父親の返事「うちもガソリン泥棒にやられたら、小遣いどころじゃないぞ」に、弾の表情から笑みが消えた。 詳しい話を求める弾に、父親は近所のガソリンスタンドが、軒並みガソリンを1滴残らず盗まれていることを話す。 カイメンシンカは、カイメンボールを使って東京中のガソリンスタンドからガソリンを盗んでいた。このため、ガソリンが不足し、休業に追い込まれるスタンドが続出、交通も麻痺状態になってしまった。 弾からの報告を受けた他のメンバーに対し、夢野博士が「東京中で1万トンのガソリンが盗まれている」ということを知らせる。そして、パトロールの強化を命じた。 今回のジャシンカの作戦は、濃縮したガソリンを使って東京を火の海に陥れること。カイメンシンカは、町中にカイメンボールを使って大爆発を起こし始めた。 様々な標的を爆破し、今度は工場をと粋がるカイメンシンカに、弾のキックが炸裂。 その弾に、尻尾兵が襲い掛かる。棒を拾い、尻尾兵と戦う弾。 次第に形勢不利になっていくカイメンシンカは、「カイメンモリウチジュウ」で弾を攻撃。倒れた弾にさらに襲い掛かろうとするカイメンシンカに、ダイナブラックのクロスカッターが命中。他のメンバーが救援に駆けつけた。 弾もダイナレッドに変身、再び尻尾兵と戦う。 ドサクサに紛れて逃げ出したカイメンシンカ。ダイナマンはその行方を追うが、見つけられなかった。 カイメンシンカの力を自慢するカー将軍。メギド王子はダイナマンに嗅ぎ付けられたことを非難するが、カー将軍はそれを一笑に付す。そして、カー将軍は、これまでは小手調べ。最終的には、石油コンビナートを攻撃し、東京だけでなく、日本列島を火の海にすると宣言した。 ついに、ケンタのガソリンスタンドにもカイメンシンカが現れ、ガソリンを奪い去った。 そこへ、弾が現れ、ケンタの報告からジャシンカがコンビナートを狙っていることを悟る。 コンビナートへ向かうカイメンシンカの前に、ダイナファルコンに乗ったダイナレッドが現れた。 マシンアクションを繰り広げるダイナレッドを助けるかのように、ダイナマシーンも到着。2台のマシンが尻尾兵を蹴散らす。 カイメンモリウチジュウには阻まれてしまうが、ダイナマンはカイメンシンカの前に立ちはだかった。 スカイハイや各自の武器で尻尾兵と戦うダイナマン。仕上げにマッハダッシュで尻尾兵を蹴散らした5人は、カイメンシンカと対峙する。 カイメンボールで攻撃するカイメンシンカ。その爆発をうまく交わしたダイナマンのダイナキックがカイメンシンカに炸裂する。 再びカイメンモリウチジュウを使うカイメンシンカだが、同じ技が何度も通用することもなく、スーパーダイナマイトで倒されてしまった。 ビッグバンプログレスで巨大化したカイメンシンカ。より強力になったカイメンモリウチジュウにダイナロボは苦戦する。しかし、科学剣稲妻重力落としでカイメンシンカを倒すことに成功した。 発明センターの前で、小型のオートバイを乗り回すケンタに感心するメンバー。そのオートバイを南郷が無理やり借りて乗ってみるが、子ども用だったためか、うまく行かず転倒してしまうのだった。 |
コメント… |
弾さんメインのため、他のメンバーの見せ場全くなし!なエピソードです(笑) そして、「ダイナマン!」の名乗りがなぜか2回あります。 今回冒頭で見せた弾さんのオートバイテクニック、何気に第9話への伏線でしょうか。 それにしても、従業員のいないガソリンスタンドって珍しいのでは…?スタンドのマークを見る限り、ケンタくんのおうちは某石油会社の1店舗のようですが…。 いよいよ、次回王女キメラの登場&親衛隊キール・ギーラの最期です。 |