第6話 死闘!毒蛇の魔境
監督/服部和史  脚本/三木孝祐  放映日/1983年3月12日

新種の植物を発見しようと、南郷は山道を歩いていた。その後ろから少々バテ気味の島がついてくる。
少し休もうと言う島に対し、南郷は「もったいない」の一言で一蹴。
のんびりできると思っていた島は、ついて来た事を後悔する。
そこへ地鳴りが起き、不審に思った2人は地鳴りのした方へ調べに行く事にした。

2人は小川のところで少年・タケルに出会う。タケルが言うには、地鳴りの原因をみんなで探ろうとしたが、
自分は飽きたので1人で戻ったところ、他のみんなが帰ってこないらしいのだ。
島と南郷はそのタケルを連れて分校に行ってみるが、まだ誰も戻っていない。
そこへ、タケルの担任の先生が現れた。何かにとりつかれたような雰囲気の先生は、タケルを無理やりつれて行こうとする。
何をするのか、と島が先生に飛びかかるが簡単に跳ね飛ばされてしまう。
驚いた南郷が先生に向き直ったとき、島の悲鳴が起こった。
島は進化獣・ヘビシンカに襲われていた。そして、ヘビシンカは島の首筋に噛み付いた。

ヘビシンカの毒に冒された人間はヘビシンカの操り人形にされてしまうのだ。
ヘビシンカの言うままに南郷に襲いかかる島。
島を傷つけるわけには行かない南郷は、島を気絶させてヘビシンカと対峙する。

夢野発明センターでは、レイがハツカネズミの言葉が分かるかのように話しているのを、子どもたちが興味深げに眺めていた。
そこへ、緊急事態発生の暗号が伝えられる。
レイ、弾、星川の3人は子ども達を外に出して司令室へと飛び込んだ。
夢野博士がダイナイエローからの緊急連絡を受けたことを伝える。島がいないのかと、心配する3人。
とにかく現場へと急行する。

ヘビシンカに苦戦するダイナイエロー。そこへ3人が駆けつけてきた。
イエローは島がヘビシンカの毒にやられたことを話し、解毒となる薬草を探しに戦線を離れる。
毒を分析した結果、断崖絶壁に生息するドクロカズラの実が解毒となることを知り、奔走するイエロー。
だが、ようやく見つけたところをメギドに襲われ、イエローは崖へ転落してしまう。

連絡の途絶えた南郷を探す弾たちは、断崖で気絶している南郷を発見した。
星川が救出し、南郷は島にドクロカズラの実を与えた。
毒に苦しんでいた島の表情がおだやかになり、意識が戻る。

島はフラフラとヘビシンカの前に現れる。
島を自分の操り人形だと思っているヘビシンカは島を牢に入れておくよう、尻尾兵に命じる。
だが、これはヘビシンカに操られている人々を助けるためのダイナマンの作戦だった。
牢に入れられた島は、ヘビシンカの毒に冒されている人たちにドクロカズラの実を与え、救出することに成功する。

ダイナマンの攻撃に、ブルーのいないダイナマンなど…と見栄を切るメギドだったが、当のブルーが目の前に現れ、作戦の失敗を悟る。
ヘビシンカはダイナマンによって倒された。

 
コメント…

この話見たさにちょっと遠くのビデオ店に探しに行ったところ、見つけてしまいました。
あった!とすごく嬉しかったです。即会員カードを作りました(^^)

ヘビシンカの毒に冒されて南郷さんを襲う島さんは怖かったです。
そんな島さんを助けようと、必死にドクロカズラの実を探すイエローもかっこいいです。

島さんの意識が戻るシーンは大好きです(^^)
自分が何をしていたのか、どうなっていたのか全然分かっていないような島さんに対して、
星川さんが心配そうに「拙者が分かるか?」と訊ねます。
そんな星川さんに「竜さん…」と言う島さん。それを聞いてみんなが喜びます。
それでも何がなんだか分かっていないような島さん(^^)

この2つ前の話(「ゴロゴロ化石人間」)では夢野総司令に「君たちは秘密戦隊だ」と言われているのですが、
このすぐ前の話(「進化獣の怖い夢」)からやたらと進化獣などの前で変身するダイナマン。
今回も島さんは確か、メギドの目の前でダイナブルーになっています(^^;)
「いいのか?」という気もしますが、正体がばれていたら、その分素顔のアクションも楽しめるのでファンとしては嬉しいですね(^^)

 

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